メンタルヘルスとＫ・リゾレシチン①

心の病は、生活習慣？

大きな社会問題のひとつともなっている「メンタルヘルス」の問題は、
厚生労働省も生活習慣病にならび、地域医療の基本方針となる
医療計画に於いて重点的に取り組むべきであると定めた５大疾病の
ひとつになっています。
また、精神疾患のみならず、平成30年度労働者健康状況調査によると、
労働者の2人に1人（58％）が精神的疲労を抱えています。

肉体的・精神的疲労では、多量の活性酸素が発生し、体内のたんぱく質や
脂質、ＤＮＡなどを破損させていきます。
さらに、ミトコンドリアでのエネルギー生産を低下させてしまうため、
多くの栄養素が不足していきます。

特に精神的疲労では、精神細胞の健康状態が大きく影響します。
健康な精神細胞は、構成材料である脂質、タンパク質が十分にあるため
ふっくらしています。

また神経伝達物質（アセチルコリンやセロトニン）も豊富に分泌されます。
これによって、多くの情報がスムーズ、かつ正確に脳から全身に伝達
されます。

しかし、疲労を抱えていると、活性酸素によって神経細胞のリン脂質や
タンパク質がひどく酸化し、疲弊した神経細胞になってしまいます。
これでは、じょうほうをスムーズに流すことができませんので、頭の回転や
体の動きが鈍くなってしまいます。

神経物質であるアセチルコリンは、レシチン(Ｋ・リゾレシチン)が
材料でつくられているのです。